太田漢方胃腸薬
株式会社太田胃散の太田漢方胃腸薬IIは漢方の胃薬です。大正漢方胃腸薬と同じく安中散をベースとしています。ケイヒ・エンゴサク・ボレイ・ウイキョウ・シュクシャ・カンゾウ・リョウキョウが入っているのはどちらも同じで、とても似た胃薬と言えます。

太田漢方胃腸薬の特長は、それに加えて茯苓(ブクリョウ)が入っていることです。この成分は精神を安定させる効果があるので、神経性胃炎(機能性ディスペプシア)に効くのです。なお大正漢方の方はその代わりに芍薬甘草湯の成分が入っています。芍薬甘草湯は胃けいれんを止める効果があるので、こっちの方が効く人もいるでしょう。

私は胃痛の原因が神経性の胃炎のような気がしたので、太田漢方を3日ほど飲んでみました。すると完治までは行きませんがだいぶ良くなったので、やはり効くようですね。ただ飲めるタイミングが食間だけなので、1日2回しか飲めませんでしたが。

副作用については、便通が不安定になった気がしました。胃痛が良くなるまでは仕方ないのかもしれません。

結論:大正漢方胃腸薬は神経性胃炎に割りと効くらしい!

総合評価  7点
効果    7点 (結構効く)
副作用   6点 (便通が不安定に?)
値段    5点 (ちょい高い?)